作成日:2017.07.11

除斥期間


除斥期間

意義:

法律関係を速やかに確定させるため、一定期間の経過によって権利を消滅させる制度。


除斥期間

【詳細解説】

除斥期間は、一定期間が経過した後に権利が消滅するという点において消滅時効と非常に類似していますが…


※時効との違い

時効と除斥期間の違いは、時効においては時効期間が経過したことを当事者が援用しなければ時効の効果が生じないのに対して、除斥期間においては当事者の援用を待つことなく、一定の時の経過により当然にその効果が生じる点が異なります。

 

整理をすると…

①時効のような中断がない。

②当事者の援用がなくても裁判所は権利消滅の判断をしなければならない。

③起算点は、権利が発生時

④権利消滅の効果は遡及しない。


※具体例

民法724条:不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から二十年を経過したときも、同様とする。」

 この「不法行為の時から二十年を経過したときも、同様とする」は除斥期間とされており、原則として何があっても20年経つと消滅してしまいます。

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