作成日:2017.05.09

ADR(裁判外紛争解決手続)


ADR(Alternative Dispute Resolution)

意義:裁判外紛争解決手続のこと(※裁判によらない紛争解決方法を広く指します。)


【詳細解説】

裁判外紛争解決手続は、通常の裁判に比べ紛争分野に関する第三者の専門的な意見を反映し、紛争の実情に即した迅速な解決を図るなどの柔軟な対応が可能であるという特長があります。

ADRの種類には「あっせん」、「調停」、「仲裁」があります。


※特徴のまとめ

①手続が容易

厳格な手続法はなく、臨機応変の処理を行うことができる。

②解決までの時間が短い

訴訟手続(通常の裁判)では第一審ですら半年~2年程度の時間を要することも少なくなく、控訴審・上告審へと進んだ場合には、さらに時間を要します。

他方、ADRでは早期解決が期待できます(3ヶ月程度が目安です)。

③当事者による自律的解決

話し合いを主とする手続であるため、当事者の意向を尊重した手続・解決を目指すことが可能です。

他方、中立な立場の専門家が仲介するため、法的妥当性も確保されます。

④経済的である

訴訟手続ではコスト面で当事者に大きな負担がかかることが多いですが、ADRではそのような負担(例えば弁護士費用、鑑定費用など)を要することなく解決に至るケースも多くあります。

このため、少額事件や簡易な事件に限らず、紛争一般について経済的であるといえます。

⑤非公開

ADRでは手続が非公開であるため、争いの内容や存在自体を知られたくない場合には適しています(プライバシーに関する紛争、企業秘密に関する紛争など)。

 となります。
⑤非公開
独自の入札システムで借地権・底地を売却