作成日:2017.10.03

追認


意義:過去にあった事実を後から「追」って、「認」めること。
※一言で言いうと「事後承諾」のこと

無権代理を例に見てみましょう。

無権代理

民法103条:「代理権を有しない者が他人の代理人としてした契約は、本人がその追認をしなければ、本人に対してその効力を生じない。」

無権代理行為の追認

民法116条:「追認は、別段の意思表示がないときは、契約の時にさかのぼってその効力を生ずる。ただし、第三者の権利を害することはできない。

無権代理とは、代理人が何らの権限もないにもかかわらず、勝手に本人のために契約してしまう場合です。

無権代理行為の追認

例えば、Aから何らの権限を与えられていないBが、Cとの間で勝手に売買契約を締結してしまいました。当然このような売買契約は本人であるAに及ばないのが原則です。


しかし、本人Aが追認(=事後承諾)をすれば、BCの売買契約は本人Aに帰属します。


※ただし、民法116条にあるように、第三者の権利を害することはできないとあり、追認による遡及的効力が、第三者の権利を害する場合は、遡及的効力は制限されてしまいます。


こちらのページもご覧ください

無権代理(弊社HP『事例でわかる!「共有持分」の売却について』にリンクしています

独自の入札システムで借地権・底地を売却