作成日:2016.10.28

地主、借地権者に相続人がいない場合の地代の支払について


BさんはAさんから土地を借りて住んでいますが、(借地権設定契約)先日地主Aさんが亡くなりました。 相続人がいるかもわからず、地代の支払はどうすればいいのですか?

BさんはAさんから土地を借りて住んでいますが、(借地権設定契約)先日地主Aさんが亡くなりました。 相続人がいるかもわからず、地代の支払はどうすればいいのですか?

法務局に供託することで、遅滞を免れることが出来ます。

【詳細解説】

 

相続人がいない場合、最終的には国庫に帰属します(民法959条)。

国庫に帰属するまでの間には…

他の法定相続人→特別縁故者(内縁関係等)(民法958条の3)→共有者→国庫と順をおって相続人を探します

 

 借地権者の相続人の調査をした結果、相続人がいない場合も考えられます。

 民法は、相続人がいない場合、相続財産は、法人となる旨を定めています(民法951条)。そして、相続財産の管理や処分は相続財産管理人が行うことになります。相続財産管理人は、利害関係人等の請求によって、裁判所が選任します(952条1項)。
法務局に供託することで、遅滞を免れることが出来ます。

 地主が死亡して賃料の支払先が分からなくなった場合には「供託」制度を利用することで賃料延滞を避けることができます。

 すなわち、借地権者自らに過失がないにもかかわらず賃借料等の支払うべき相手が分からなくなった場合は,賃料につき「債権者不確知」を供託原因とする弁済供託をすることにより,賃料債務を消滅させることができます。
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