作成日:2018.05.28

底地売却で相続税対策


コンテンツ番号:239

地主(父)が亡くなり、相続が発生し、数億円の相続税の支払いが必要となりました。

何とか、相続税の納付期限までに処理をしたいですが何か良い方法はありますか。

※土地が全部で3000坪ありますが、借地権が設定されている場合もあります。

1、相続税問題を解決する方法

相続税は、相続が発生した10ヶ月以内の申告・納付が決められているため、準備期間が十分にあるわけではありません。

早急に対策を考える必要があります。

考えられる方法としては…

(1)国に物納する

(2)底地を業者に売却する

(3)仲介会社を利用し売却する

上記の方法が考えられます。

底地を物納することも考えられますが、底地の物納が認められるための審査は厳しく、一般的にはとても困難だと言われています。

そこで、まず、検討すべきは(2)(3)の底地を売却することになります。
1、相続税問題を解決する方法

2、借地権が付いている土地(底地)について

借地権が付いている土地は売却価格が安くなってしまいます。


底地を買い取ってもその土地上には建物があり、第三者が住んでおり、所有権があればできる利用権原が制限されているからです。

ただ、底地でも売れる場合はあります。

そんな底地を買い取ると、買い取った第三者が地主になり地代だけは入ってきます。


底地なんて誰が買うの?
と思う人もいるかもしれませんが、もちろん価値のある土地と判断されれば買う人は現れます。

立地条件や現状の地代の状況などが大きく影響してきます。


特に投資家などは買取価格よりも収益が出そうと判断すれば、買い取ります。

3、買取業者だけが手段ではない

底地を買い取りますと不動産業者を見たことがあるかもしれませんが、買取の専門業者に買い取ってもらうだけが解決策のすべてではありません。


仲介業者を利用するのも一つの手段です。


買取専門業者に買い取ってもらおうとすると、少しでも安く買い取り、転売した場合の差額を増やそうと、かなり安い価格で売らざるを得ないことになります。


一方の仲介業者であれば、自分は買い取るわけではなく、あくまで仲介なので、公平な立場、立ち位置で買取の話を進めることができます。

仲介業者は投資家などの質の良い買取先を知っている場合が多くありますので、相談してみるのも良いと思います。

4、底地を先に整理することを考えてみる

底地は持っていても価値が少ないので、一層のこと底地を処分、それも一層のこと全てを一括で売却してしまうことを考えるのも良いかもしれません。


底地のすべてを一括で売却すれば、1つ当たりの売却よりも買い手がつく可能性は高いです。

そうすることでなかなか支払えない相続税の足しになるかもしれません。

できるだけ、価値の高い不動産は手放さないように進めるべきで、優先して底地から売却するほうが良いでしょう。

むしろ底地を整理できる良い機会かもしれません。


仮に、底地を全部処分し、相続税を納付しても黒字になるようであれば、違う不動産を購入して資産運用するのも良いかと思います。

完全な所有権物件(底地や借地権ではなく)に変えることで、価値の高い資産に変えることも可能です。

 

底地でも売れるケースはありますし、思った以上に値段が付く場合もあります。

それには、良い買取業者、仲介業者に出会えるかがポイントになります。


一つの業者だけではなく複数の専門業者に相談比較することをおすすめします。
独自の入札システムで借地権・底地を売却